円形デザインが特徴の「マザーピース ラウンド タロット デッキ」。フェミニズム的視点を取り入れたこのユニークなタロットカードの歴史や使い方、占いの楽しみ方を紹介します。
タロットカードといえば長方形のデザインが一般的ですが、「マザーピース ラウンド タロット デッキ」はその常識を覆す円形のカードが特徴です。このユニークなデッキは、単なる占いツールにとどまらず、フェミニズム的視点を取り入れた革新的なアプローチを持っています。
マザーピース タロットは、1970年代後半にカレン・フォーゲルとヴィッキー・ノーブルによって創造されました。彼女たちは、従来のタロットの枠を超え、女性の力や直感、コミュニティを強調したデザインを目指しました。その結果、従来の男性中心のイメージから脱却し、女性のエネルギーや自然との調和を重視したデッキが誕生しました。
一般的な長方形のタロットカードとは異なり、マザーピース タロットは円形のデザインを採用しています。この形状は、占い結果に柔軟性を与え、カードが正位置・逆位置だけでなく「斜めの向き」も持つことができるため、より深い解釈を可能にします。角がないため、より流動的で包み込むようなエネルギーを持つとされ、カードの持つ意味が多様に変化するのも魅力の一つです。
マザーピース タロットは、従来のタロットカードと同様に占いに使用できますが、円形デザインならではの独自の解釈が求められます。
このデッキにはタロット占いのミニ解説書(全56ページ)が付属しています。基本的なタロットの知識やカードの意味、占い方法などが記載されており、初心者でも使いやすいように工夫されています。また、メーカーオリジナルの英文解説書も付属しているため、より深く学びたい方にもおすすめです。
「マザーピース ラウンド タロット デッキ」は、伝統的なタロットに新たな視点をもたらすユニークなデッキです。女性のエネルギーを大切にし、直感的な占いを可能にするこのカードは、占いを楽しむだけでなく、自己探求のツールとしても最適です。ぜひ一度、この神秘の輪を手に取って、新たな洞察を得てみてください!